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正式国名 日本国
面積 37万8000 km2
人口 12576万人
首都 東京(1240万人)
言語 日本語
通貨 円 |
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2004年10月26日午前7時半、僕は関西国際空港4F国際線出発フロアー
に真っ青な顔をして立ち尽くしていた。
昨夜、実家のある鹿児島から空路でここ大阪に着いたのは夜の10時過ぎ。
昨夜は関空近くのホテルに一泊して、朝イチのバスで空港に向かった。
東欧行きを決めたのはなんと出発の4日前、そこからチケットを手配して、
東欧の厳しい寒さに備えての冬服を準備してと、初海外からまだ2年も経って
いない僕が全ての準備を4日間で済ますなんて、自らの成長っぷりに我ながら
感心。
ここまではほぼパーフェクト、ただ一点の不安を除いては・・・。
僕の乗る飛行機はオーストリア航空OS56便ウィーン行き。
今回、チケットはネットで買ったのと、出発まで4日をきっていたので手続きは
全て電話とメールのみ。
本来郵送されてくるべき書類もメールのみでチケットも空港渡しだ。
そこまでは特に問題無い、ただ昨夜からチケットの受け渡しカウンターの
場所が書かれたメールを印刷してくるのを忘れたのが少し気にはなっていた・・・。
飛行機の出発時刻は10:10、いつも時刻にはギリギリの僕が3時間も前に
空港に着いてるなんてめずらしい・・・なぜに早く来たかと申しますと・・・チケット
の受け渡し場所がわからなかったから。
まぁ全然気にして無いんだけどちょっと心配で・・・いや、かなり心配で・・・。
でもまぁ、いくら関空が広いといっても成田ほどじゃない、ターミナルはひとつ
だし、聞けばすぐにわかるべ・・・そうタカをくくっていた。

関空に着いてからその甘い考えは一瞬にして粉砕。
関空の出発ロビー
すげ〜広いじゃん!!((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
東京ドーム何個分やねん!!
空港案内図を確認すると、せいぜい一つと決め付けていた受け渡しカウンター
が北カウンター、中央カウンター、南カウンター3つもあるのね。
まぁそれでも見て周ればたぶん、僕がチケットを買った旅行会社の
表札がでてるだろう・・・そう思ってまず一番近い北カウンターに行ってみた。
一つのカウンターって結構デカイのね・・・カウンターにはスタッフが10人はいる。
それでも平静を装ってチラリと表札を見てみる。
JTB、HIS、名だたる大手の旅行会社の表札が並ぶなか、僕の会社の名前は
見当たらない・・・、まぁいいさ、北がダメでもまだ中央と南がある。
中央カウンターに行くとここがまた大きい、二つのカウンターが向かい合わせに
ならんでいて20人はスタッフがいるのではないかと思われた。
ここにも僕の会社の表札はない・・・。
まぁいいさ・・・南カウンターが残ってる・・・。
南カウンターに行くと・・・ない・・・やっぱりない。
これではラチがあかないのでカウンターで○○○で
チケット手配したものですが、こちらでよろしいですか?って聞いてみた。
するとお姉さん、何か書類か何かお持ちですか?って聞いてきた。
オレ:あぁ〜プリントしてくるの忘れました。
受付:受付はこちらと案内されてましたか?
オレ:いや、それもわかんないんですけど・・・。
受付:えぇ〜、それはちょっと大変ですよ!!○○○を取り扱ってる
会社はいっぱいありますからね、探すの大変ですよ!!
ちょっと調べてみますね・・・。
オレ:マジ?・・・ドキドキ・・・
受付:あぁ〜やっぱりわからないですね〜、これかなり大変だと思うんで
手配したとこに電話したほうがいいですよ!!
オレ:え・・・だって営業10時からだし・・・飛行機飛ぶの10時10分なんすけど・・・。
さすがオレ、しょっぱなから窮地だわ・・・。
仕方ないのでダメ元で電話をかけてみるがやっぱりダメ。 胃が痛くなりながら北、南、中央とあるカウンターに聞いて周るがそれだけでは わかりません・・・と無情なお返事・・・。
これはもうダメかも・・・ヨーロッパ着く前からオレ迷子じゃん・・・。
やっぱオレの計画がパーフェクトなはずがなかった・・・こんな肝心なとこで
やっぱりポカしてたのねん♪しかも致命的なのを・・・キャッホ〜♪

こうなれば最終兵器”お父さんスイッチ”を使うしかない!!
オレのPCに受け取り場所のURLが入ったメールが来てたはず。
実家に電話してオヤジにそのメールを見てもらうか。
しかしここでひとつ問題が・・・。
うちのオヤジ、携帯のメールすら打ったことがアリマセン!!
あぁ・・・大丈夫かな・・・。 オレのPCさわれるかな・・・。
rrrr・・・・ガチャ
オレ:あ、オヤジ?ちょっと頼みがあるんだけど・・・ 親父:なんだ? オレ:2階に上がって俺のPC立ち上げてくれん?
親父:おお、いいぞ。ちょっと待て、スイッチどこだ? オレ:右の黒い箱の真中の透明な縦長のボタン!! 親父:押したぞ!!
親父、XP初体験中!!
オレ:(おお・・・やるじゃん・・・)んで左下のスタートって書いたボタンの隣の
メールのマークをクリックしてくれ。 親父:このベッキーってやつか?したぞ。
オレ:そうそう、そこのベッキーの保存って書いたフォルダーのなかから・・・
--------略--------
親父:北カウンター39番だと。
すげぇ〜〜〜〜〜親父パーフェクト!!
正直、もうダメだと思ったけど親父やるぅ〜。
そんなわけで、無事チケットを手に入れることに成功。
オレ、一人だったら多分、アウトだったな・・・美しすぎる親子連係プレイ。
親父サンキュー。
しかし、まだ国内からこんな状況で果たして一ヶ月生き残れるのだろうか、俺。
あぁ〜とっても不安、ニッタチャンはじめてのおつかい並に不安。
とりあえず第一ハードルクリア。
今、大韓航空でソウルへご出発のリョ・キットーさま受付カウンターまでお越しくださいって呼ばれてるんですけど・・・。
オレ、オーストリア航空でウィーンに行くんですけど、韓国人の同姓同名だよね? マジで・・・、まさか行き先ソウルになってないよね?だ・・・大丈夫?マ・・マジで・・・。


無事に飛行機に乗り込み僕を乗せたOS56便は滑走路の手前まで
行き、離陸の順番待ちをしていた。
機内ではオーストリア人のキャビンアテンダントがシートベルト装着の
確認をしてまわり、中央の席ではツアー客のオバちゃんたちがおしゃべり。
いよいよ、離陸の順番がまわってきてキャビンアテンダントは席に着き
僕を乗せたエアバスA340は強い加速Gを伴い猛烈な勢いで滑走路を走り
始めた。
機首が浮いたと思った1秒後には車輪が地上から離れ、エアバスは
グングンと上昇を始める、地上の景色が急速に小さくなっていく。
この離陸からの5分間が何度乗っても苦手だ。
だ・・・大丈夫?ってぐらいに傾いて上昇する機体、唸りをあげて回転するエンジン
た、頼むから失速しないでくれよ・・・そう考えると緊張でカラダがガチガチに・・・。
ツアー客のオバちゃんたちも、緊張しているのかヤケにオトナシイ。
っと思ったらヤケに後ろのほうが騒がしい。
バカ笑いを含んだ渋谷のコギャル並のしゃべり声が聞こえるのだ。
どこのバカだ?と思って振り向くとアレだけうるさかったツアーのオバちゃん達は
緊張でシーン・・・。
見るところ乗客は誰一人としておしゃべりをしてないようである。
では誰がこのサル並のバカ騒ぎをしてるのかと思ったら・・・
なんと驚くべきことにオーストリア人のキャビンアテンダント達なのだ。
昔、どこかで日本路線のオーストリア航空キャビンアテンダントはあからさまに
人種差別をするぞ、と聞いたことがあったがこれのことか?
日本じゃ絶対有り得ないほどに客を無視して大騒ぎする白人アテンダント達。
その後もこのバカ騒ぎは機が水平飛行に移るまで続き、水平飛行に移り飲み物
のサービスの案内が流れるとすんげ〜〜嫌そうな顔してヤレヤレと仕事をし
始めた。
そらね〜仲間同士で海外旅行に浮かれポンチなうるさくてワガママで、CA
呼び出しボタンを押しまくる日本人のオバちゃん達の相手は大変でしょうけどね、
あなた達から見たら劣等人種である黄色人種かもしれませんがね、一応、我々
はお金を支払ったお客ですし、それがあなた達のお仕事ですからね、ひとこと言
わせてくださいな。
ウィーンへ着くまでの11時間、一度も笑顔を見せず、かなり横柄な態度で
イヤイヤ仕事をし続けたオーストリア航空CAの皆さん!!
も〜二度と使いませんからバァ〜カ!!
フンだ、全身真っ赤な制服趣味悪いぞ。
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